俺のパパ 2
どうあがいても、どう理屈つけても、今、この時、この人生というものが
両親から与えられた機会である、という事実を否定することはできない。
いまの幸せを自分で勝ち取ったという事実はあっても、
結果論です。生んでくれなきゃ始まんない。
白髪の混じった父が黙々と仕事をしている後姿をみて、
生まれたての俺を、その手に抱いて、ただただ静かに微笑む父とが
重なりました。その瞬間に父への煩わしさがたちまち消え、そして最後に思うのは、
ありがとう
と、
ごめんね
の、「感謝」の気持ちでした。
あした、ありがとねって聞こえないぐらいの小さい声で言っとこ(笑)