「好き」の向こう側
「愛」とはこういうことなのかな・・・
「私なんかでいいのだろうか・・・」と思い悩んで眠れない・・・と
昔、うちの会社にある女性が勤務されてたんです、確か、自分が高校生ぐらい
だったかな〜・・・そのひとのこと思いだしましたね・・・その人、
「郷ひろみ」の熱狂的ファンで、ファンクラブの副会長だか、会計を、3年だか4年ぐらい
勤めたことあるらしいです。
ある時、郷ひろみのコンサートで、楽屋に呼ばれたんだって。彼女、うれしくて、うれしくて
時々、「フッ」と気が遠くなったらしいです(笑)で、実際に、楽屋に出向いて、彼の入り待ち
してると、「ガチャ」ってドアが開いて、本人きたんだって!!郷ひろみが!!で、
俺が、彼女に「で、どうだったの?」ってきいたら、彼女なんて答えたと思います?
もう、「はぁ!?」って感じですよ(笑)意味わからんかったですもん。
彼女曰く、
「顔見てないんですw。」って。
「ハア!?なんで?」
「なんか、こんな、あたしの顔なんて見せちゃいけない、って思っちゃって・・・、
なんか、こんな顔みせたら、彼が汚れちゃうっていうか、なんか汚いものを彼の目に
写したくないっていうふうに思ったんです・・・他の子はね、可愛かったから・・・」
「ハア・・・」
ま、たしかに、お世辞にも「お綺麗ですね」と言える人ではなかったですが、
けど、それにしても、そこまで・・・ねー・・・。
もう、ね、当時、高校生の俺には意味わからんかったです、けど、今、なんとなく
わかる気がするんですね、彼女の言いたいこと、彼女の思い、ってのがわかる気がする。
自分の思いなんかより相手のことなんですね・・・
すごいですね〜・・・
ふつうさぁ、きゃ〜〜〜!!ってなるよね〜?
けど・・・そういうもんなんだな〜って、
ふと、そんなことを思い出した一日でした。